vibe codingでAndroidゲームアプリに挑戦中

「放置ゲーム作って」で生成AIに丸投げしたらうまくいきました!
なんてことはなく、試行錯誤しながらひとつひとつ調べて、それなりのところまで進んだので、記録しておきます。

こんな感じの放置系クリッカーゲームを目指しています。

GeminiのCanvas期(1~2週)

最初にやったのは企画書のテンプレートを探すこと。
Markdown形式でよさそうなテンプレートを見つけたのでそれを使ってみました。

**ゲームの企画書**
**タイトル:** 
**キャッチコピー:**
**ジャンル:**
**想定プラットフォーム:**
**ターゲットオーディエンス:**
**ゲーム概要:**
**ゲームコンセプト:**
**世界観・テーマ:**
**ゲームプレイの要素:**
**ゲームサイクル: **
**モチベーションフロー: **
**独自性/差別化要素: **

企画書読み込ませた後は、「ゲームを作ってください」のようなことを
Canvas上でHTML+Javascriptでしょうか。
作ってプレビューできる状態にしてくれました。
この時はGemini 2.5 Flashでした。

Pygame+Cursor移行期(1~2週)

なんかしらのプラットフォームに公開できるところを目指したいと思い、
「この時は$25払うだけでいいならAndroidアプリとして公開目指してみるか」
などと十年前くらいの基準で気楽に考えていました。
のちにこの選択に苦しむことになりました。。。

とりあえず、
Canvasだと画像素材の扱いがわけわからないことになりそうだったので、
なんかしらのゲーム開発環境での開発を進めるため、
なじみのあるPythonのライブラリを使って開発しようと思い、移行をGeminiに依頼しました。
あっという間にPygame版のコードを書いてくれました。
ですが、プレビューができなくなったので、デスクトップでの開発に切り替えました。
使ったのはCursor freeプラン。

世間はClude Codeで盛り上がっているところでしたが、私はCursorの
Agentモードが好き勝手コーディングしてくれる様子を見て、Vibe Codingの進化を感じました。

ほぼほぼコーディングすることなく、「こんなもんでいいからリリースしてみよう」と生きこんだところ、
Pygameではapkするのが難しそうということにようやく気付きました。
できるにはできるんでしょうが、私にはとても…

Flutter/Flame開発期(2~3週)

行きついたのがFlutter/Flame。
Unityも考えましたが、UnityではVibe Codingの恩恵が得られにくそうだと思い、選んだのがこれでした。
私はFlutterどころかDart言語も知らないところからのスタートです。

プロジェクトフォルダ内に「参考」みたいなフォルダを作って
「Pygame版は参考フォルダに入っています。これを移植してください」のように指示すると、
なんか頑張ってくれました。

ですが、困ったのはFlutterなのかFlameなのか。

スプライトアニメーションがうまくいかずに何度かやったら、Flutterで作っててうまくいかなかった。
みたいなことに遭遇しました。

何度かプロジェクトを作り直して「Flameで」としつこく指定したらなんとかできました。

Dart言語全く知らないので、エラー対応もCursor任せです。
エラー内容、修正をお願いします。は簡単にやってくれました。
ただ、変更依頼→エラー発生→エラー修正お願いします。→変更内容けしちゃいます。がかなり多かった。
何度か指示して一つも進んでないということも間々ありました。

この段階でも人手でやることはかなりありました。
特に画像、音楽素材探し。
ここも生成AIでやるのも面白いかと思いましたが、フリー素材を使わせていただきます。

・ビルド・リリース・デバッグ(3週~)
まぁまぁできたしとにかく公開だ!
と意気込んだ私のやる気を大きく削いだのがこのフェーズです。

ここまで、ソースコードの編集しかしていないので、
FlutterでのAndroidアプリのリリース版の.apkファイルを作るだけでも一苦労でした。

マニフェスト?ファイルの編集をCursorに頼んだり、手動でやったり。
どっちでやるにしても同じ環境の情報がなかなかなかったり。
四苦八苦した気がします。

さらに大変だったのがGoogle Play Consoleの操作。
10年前にやり切った記憶があったのですぐできると思っていたら、
そのアカウントは凍結されていて新しいアカウントを作る必要があったり、
様々な情報を入力する必要があったり、調べたり情報集めたりすることが結構ありました。
そして、ここで初めて12人集めて14日間のクローズドテストをやる必要があることを知りました。

これは今、Androidクローズドテストコミュニティに参加してデバッグしてくれる方を探しているところです。

まとめ

・技術選定が人間の重要な役割と思った
・デバッグ、ビルドの仕方、リリース・デプロイの仕方、画像、音楽素材探しが人間の仕事になってくる
・ストア公開がハードル高い
・なによりものぐさな自分をリリースまで進めさせたのがすごい。
・Cursorのルール設定を事前に学習するべきだった。「設定したのは日本語で返信してください。」のみ

参考になれば幸いです。

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