中小企業で活用できるIoT機器を紹介します。
今回はスマートプラグを探したときの話です。
企業ごとに求める条件は異なりますが、条件に合うものがあればぜひ参考にしてください。
今回はTP-Linkばかりになってしまいました。 お安くて試しやすいからね。
まとめたサイトを作っていますのでこちらもご覧ください
IoT機器の選定条件
私は以下の条件でIoT機器を探しています。
【必須条件】
- Windowsパソコンで閲覧できる
- スマホ専用アプリでしかデータを確認できない製品が多いため、PCでも閲覧可能なものを選定。
- LTE回線ではなくWi-Fiで使用できる
- LTE回線対応の製品は初期費用やランニングコストが高くなりがち。Wi-Fi環境を活かせるものを優先。
【できれば欲しい条件】
- 電池駆動だけでなく電源駆動も可能
- 電池駆動でも長期間稼働できる製品はあるが、電池交換や監視の手間を減らせる電源駆動対応のものが望ましい。
① 無線化
既設のFA機器のLANポートが開いている場合、DIYでIoT化できるかもしれません。
私が選んだのはこちらのTPlinkのものです。

TP-Link WiFi 無線LAN ナノ ルーター
Amazonで詳細を見るこのルーターを中継器モードに設定し、FA機器につなげばIoT化できることがあります。
スマホよりも小さいため、邪魔にならず、
さらにUSBポートも空いていたら、電源供給もFA機器から取得でき、省スペースに設置できます。
箱の中に納まれば、配線も外に出ないので、従来の作業の邪魔にならないどころか、気づきもされません。
FA機器側の設定はメーカーによるので、そちらの設定は説明書を取得して調べるしかありません。
別途プログラミングする必要がある場合もありますが、もともとサーバー機能が充実している機器もあります。
2.4GHz帯で接続が途切れる場合は5GHz対応のものもあります。

TP-Link WiFi 無線LAN ナノ ルーター
Amazonで詳細を見る②ネットワークカメラ
コスパがいいカメラを紹介します。

TP-Link ネットワークWi-Fiカメラ
Amazonで詳細を見る特長
✅ Windowsパソコンで閲覧可能
RTSP対応のため、「VLC media player」などのソフトで映像を確認可能。
設定は複雑で、スマホのTapoアプリから、設定>高度な設定>カメラのアカウントでアカウントを作って、
rtsp://{username}:{password}@{IPアドレス}/stream1
とすることで閲覧できます。
✅ Wi-Fi対応
2.4GHzのWi-Fiに対応し、LTE回線は不要。
✅ 電源駆動
電池駆動は不可ですが、USB給電で連続稼働が可能。
✅ パン・チルト機能搭載
首の上下左右方向の移動が可能。
そのほかmicroSDを挿入しておくと、動体検知した時の動画を取っておいてくれるので防犯にも有効です。
便利なIoT機器を見つけたらを更新していきます。中小企業での活用を考えている方は、ぜひ参考にしてください!